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いたずら

空き巣に入られたり財産を盗られたりなどの被害がなくても自分の「家」という財産を傷つけられたり、それによる出費などの二次的な被害を受けることがあります。
玄関は外から見える場所で部外者もアクセス可能だったりするのでいたずらの標的にあうことがあります。

たとえば鍵穴に異物を詰めるというものです。
よくあるのがガムを詰めたり接着剤を流し込んだりというものです。
こどものいたずらで木の棒を鍵穴にさしたりなどといったことはありますが、ガムや接着剤は明らかに悪意をもって行ったことがわかります。

そのような異物が詰め込まれていたら鍵を刺すことができなくなりますし、鍵の修理や最悪の場合交換をしなくてはなりません。

そのようないたずらをされるような覚えがなくても面白がって無差別に行う犯罪者予備軍が近所にいる可能性があります。

このようないたずらを受けた場合にはまず警察に相談することをおすすめします。警察に届けることによって事件として記録に残すことができます。そして犯人に対して警告を発する事にもなります。
そして被害の状況は必ず写真などに撮って残しておきましょう。保険で損害を保障できる可能性があります。

さらに玄関の前に門扉を取り付けて勝手に侵入できないなどの対策を行えば二度三度と被害に遭うことはないでしょう。

引戸錠の防犯

古い日本風家屋に使われていることが多い引戸錠。
一見して古い扉だということがわかるので防犯性が低いと判断されて空き巣に狙われやすいです。
15年以上同じ鍵を使っていたり、一度もリフォームしたことがないという人はそろそろ交換した方がいいでしょう。
引戸錠の主錠を高性能のディンプルキー等に交換するのはもちろんですし、補助錠もつけていたほうが安心です。
また、戸と戸が重なるところに隙間ができてしまうことがあります。隙間があると工具を差し込んで無理やり鍵を破壊されてしまうことがありますのでこのあたりを調節することで引戸錠の防犯になります。

業者によっては古い引き戸を使っているお客さんに対して「これはもう古いからまるごとリフォームしてしまったほうが早い」とすすめてくる人もいます。
しかし、そのような提案はお客様目線に立ったものとはいえません。
扉自体はそのままでも戸車を調節することで戸のうごきが滑らかになりますし、プレートを取り付けたり鍵を変えることで防犯性も高まります。
必ずしもまるごとリフォームする必要はありません。

ただ、ガラスの嵌めこまれた引き戸を使っている場合にはそのガラスを強固な防犯ガラスにしたほうがいい場合もあります。その場合には少し大掛かりな工事が必要になってくるかもしれません。

親身になって相談に乗ってくれる業者と一緒にご家庭に一番あった防犯対策を考えるといいですね。

夏場の防犯

夏は空き巣が活発になる季節と言われています。
暑いので換気のために窓を開け放しているご家庭が多いこと。
レジャーに外出する家族が多いこと。
などが理由として挙げられます。
また、泥棒側にしてみても活動範囲が広げやすい動きやすい季節です。未成年の不良たちが夏に遊ぶお金を稼ぐために衝動的に空き巣をするという犯罪者予備軍も増える季節と言われています。

このような狙われやすい季節になりますのでもし自分の家に狙われやすい隙があると思うのであればこれを機会に対策をしておくようにしましょう。

家族みんなで話し合って「ここが心配」というところを見つけてみるのがいいかもしれません。
鍵屋に依頼しないといけないところもあればホームセンターなどで購入して自分で取り付けて対策できるものもあります。

鍵交換などは鍵屋にお任せするのが一番ですが、防犯ライトやセンサーなどは自分で取り付けることができます。
夜になると暗くて見通しが悪いと感じるのであればセンサーライトを玄関先につけるようにしましょう。
人が近づいた時に反応して明るく照らしてくれます。
泥棒は目立つのが嫌いなので光がついたらその家はすぐに避けるでしょう。
また、防犯面以外にも玄関先が明るくなることで足元が見やすくなるなど家族にとっても利点が多いです。

引越し時の鍵交換

賃貸物件に住んでいる人も防犯対策を考えて鍵の交換をする人がいます。
住んでいる物件によっては大家さんや管理会社に断られてしまうこともあるようですが、自分の身を自分で守るためにも鍵交換を検討するのはいいことだと思います。

賃貸物件で鍵交換をした場合に、以前使っていた鍵も捨てたりしないでずっととっておく必要があります。退去するときには現状復帰のために元の鍵に戻さなくてはいけないからです。
シリンダーと鍵をセットで保管しておく必要があります。

保管場所は下駄箱内がおすすめです。そこに置きっぱなしにしておけばそれがなんなのかわからなくなることはありませんし、移動させなければまず紛失してしまうことはないからです。

もし元のシリンダーを紛失してしまったらまた新しい鍵を取り付けなくてはいけません。引っ越しの忙しい時期にそのような出費や手間がかかるのは面倒だと思います。

もし鍵交換を依頼したときに業者が元の鍵を持ち帰ろうとしていたら必ず鍵を引き取るようにして下さい。

そして、新しく住むことになる引越し先でも以前の鍵から交換することをおすすめします。もしかしたら手持ちのシリンダーが使えるかもしれませんので取り外したほうのシリンダーも大切にとっておくといいですね。